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うだうだと考える日記

読んだ本や観た映画、日々の雑事のあれこれ ネタバレはないはず。

若大将〜♡

BSジャパンの「土曜の若大将!」という企画で、1960年代の加山雄三の「若大将シリーズ」を放映している。11月8日(土)の『エレキの若大将』を観た。たまたまテレビを観ていたオットが面白い面白いというもので。本当に面白い、なんだこれ。

BSジャパン シネマ・アディクト ~BSジャパン映画情報~

エレキの若大将 [DVD]

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加山雄三演じる「田沼雄一」は、大学アメフト部の主将でスター選手、エレキギターが得意で歌声は甘く、ダンスも踊れる。正義感が強く、言い訳が嫌いで喧嘩に強い。トラブルに遭遇しても、理不尽な目にあってもテンションを変えることなく冷静に対処し、決して取り乱したりしない。困っている人がいれば助け、悪い人がいれば諫め、頼まれれば引き受け、聞かれれば答え、褒められれば照れる。どこまでもストレートでひねりなし。

そう、彼はしばしば照れて頭を搔くのだが、この仕草は相当やばい。冷静なヒーローの王道すぎる照れ演技。こんなのギャグでしか見たことない! そして、体幹が整った美しい体と、常に崩れないまっすぐすぎる姿勢も目に心地よく。ストレートかつ贅沢すぎるアイドル映画!

過剰なまでに完璧なヒーローの対照キャラとして、こすっからい金持ちのボン「青大将」が設定されており、これを演じるのは田中邦衛。見ててイライラするダメ男ぶりだが、適度に間抜けで愛される余地を残している。そしてヒロイン澄子を演じる星由里子はどこまでも美しい。

バンド演奏のシーンもたっぷりあって、歌も聴けるし、ちょっと無理矢理にデュエットシーンも挿入されているし、途中、しょうもないギャグも織り込まれていて、コメディ要素もほどよくミックス。ストーリーには説得力はないけれど、そんなのどう考えてもどうでもいいよね。

見終わるころにはすっかり若大将のファンになってしまったオットと私。
来週の『アルプスの若大将』は、なんと欧州ロケ。来々週は香港ロケの『レッツゴー若大将』、その次はハワイロケの『南太平洋の若大将』……。見るしかないでしょ。


ところで連作中、主人公雄一は老舗すきやき屋の若大将、というキャラが統一しているようだけど、ヒロイン星由里子は「澄子」という役名を引き継いだまま、毎回違うキャラとして登場する模様。この設定もなんかすごいな。リインカネーション的、というかパラレルワールド的な。