うだうだと考える日記

読んだ本や観た映画、日々の雑事のあれこれ ネタバレはないはず。

バードマン あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡

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去年会員になった映画館からもらったタダ券が今日切れることに気づいて観に行った「バードマン」。
アカデミー賞4冠! っつっても、きっと通向けの映画なのね。映画好きの文脈を解しない私にはたぶん理解できてない魅力がいっぱいあるんだろう、だから自分はその魅力の半分も理解していないのだろう。とは思う。思うが。

主観映像みたいな揺れる画面と異様に長いワンカット。同じカットの中で時間が伸び縮みしながら複数の出来事が流れる様子は面白かったけど、見ていると、主人公である超有名映画俳優・リーガン(マイケル・キートン)の焦燥感と不安感が乗り移ってきて(演出が上手いって証拠だね!)、観ていて決してよい気分ではない。

何よりも一番観ていて辛かったのは、そのリーガンという男が、プライドばっかり高くて、自信がないくせに虚勢を張り、気に入らないことがあればすぐ暴力をふるい、うまくいかないことがあればすぐ酒に逃げ、他人に迷惑ばっかりかけてるのに弱気になったらすぐ周囲の人に甘えるという、超DV体質の男だという点だ。いるいる。私は絶対に関わりたくない。とてもコメディとしては観られなかった。

しかし、あの超能力設定はなんなんだ。まあ、その手の男の誇大妄想がよく現れているけれど(演出が上手いって証拠だね!)。

無知がもたらす予期せぬ奇跡、なあ……。

そ ん な も の は 起 こ ら な い。

エマ・ストーンは可愛かったけどな。