うだうだと考える日記

読んだ本や観た映画、日々の雑事のあれこれ ネタバレはないはず。

映画とかDVDとか腹筋とか

最近観たりしたもの。


●『マッドマックス 怒りのデスロード』ブラック&クロームエディションを観た。

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相変わらずフュリオサ最高やったし、モノクロバージョンの格調の高さやばかった。
カラーで公開したものをモノクロで公開し直すってかなり変わってるよね? よくわわからないけど。今回は4DX限定だったんだろうか。3D効果はなかったけど、画面はモノクロームの光の影のみ、かつ、劇場内には風が吹いたり、雨が降ったり、粉じんが降ったり、稲光が閃いたりと、なかなか得がたい芸術的没入体験ができて完全に異次元トリップできた。

昨年夏に公開されたとき、確か3Dで観たと思うんだけど、いたく感動したというのに内容をあんまり覚えてない自分にまず驚いたが、まあ、もともと行って帰ってくるだけでのシンプルすぎる構造だし、にも関わらず道中ゴージャスなバトルと人間関係の深い変容が息もつかせぬ速度で展開し、その非言語的な表現に己の感覚をさらして感じて楽しむというタイプの映画なので、あたしのような言語に偏った人間はシーンの詳細など覚えていなくて当然なのであって、ふたたび全く新鮮な気持ちで楽しめてめちゃくちゃお得であった! おまけに昨年は売り切れていて買えなかったパンフも普通に買えた。

いやしかし、荒廃した終末世界におけるマッドなカーチェイスが、モノクロにすることで『ベン・ハー』か、はたまた『十戒』か、なにか歴史的聖戦の様相を呈するのが面白い。監督がいうみたいに世界観にモノクロが合ってるのね。グリースに黒く染まったッフュリオサの顔の中で輝く瞳が美しかったわ。

パンフ買って、映画に描かれていないバックストーリーの片鱗を知り、改めてイモータンの鬼畜ぶりに震えたが、自ら前線に出てゆく正しい悪役ぶりにも改めて感心して悪の魅力に打たれた。いもーたん!(心の中で指を交差させるタイプの合掌をしながら叫ぶ)

そして、2回観ても、最後までマックスが主役であることを忘れていた。
なんしかフュリオサさまがかっこよすぎので、帰ってから無意識で(というのは嘘だけど)家で腹筋30回やった。これからもフュリオサを思い浮かべながら腹筋を続ける所存。

 


●11歳の娘と『インサイドヘッド』を観る

11歳の女の子の脳内を、「喜び」「悲しみ」「怒り」「ムカムカ」「ビビリ」という5つの感情キャラの行動によって解説する……なんて聞くと説教臭くてたまらないが、普通に冒険要素を加えたハートウオーミングムービーであった。主人公が娘と同じ11歳の女の子だったので、感情移入している姿をはたからみているのが楽しかった。うまくできた話だけど、5つの感情のなかで主役級の「喜び」がいわゆる「ポジティブバカ」みたいなキャラであることに違和感。喜びって、そんな「善意」やら「向上心」やらと結びついた感情という実感は私にはないねんなー。どっちかというと、単純に好きな色とか好きな匂いなどの刺激に反射的に湧く感情というイメージ。逆に映画の中では「怒り」が刺激反射的な感情として表現されていたけれど、私の感じる「怒り」はもっと理屈っぽいので、あの沸騰しやすいオッサンキャラにも結構な違和感があった。まあ、人の脳内は千差万別なので、私のインサイドヘッドの喜びはもっとアホで、怒りはもっと気難しいというわけなのでしょう。娘は「私のビビリはもっと大きい!」といっていた。娘は本当に慎重派のビビリさんなので、彼女の物語だったら喜びとビビリがタッグを組んで活躍するのかもしれない。

 

●映画版『セックスアンドザシティ』を見る。

ひとりで仕事していると、たまにすごく寂しくなることがあるので、アマゾンプライムの映画をバッググラウンドムービーにしてみようと。これ公開は2008年なのか〜。たぶん私としてはかなり思い詰めて働いている時期で、『働きマン』読んで泣いたりしてたころちゃうか。娘の保育所時代。それなりにストレスたまってた。映画にはリンクしないが、観ていて自分のそういう時代の気分が甦った。しかし、キャリーはいつ見てもほんまに思い込みが激しいというか、手前勝手というか、人の立場に立てないというか、見ててイライラする女だが、それはおいといて4回泣いた。斜め見なのに……。


1)キャリーがクリスマスにミランダんちに駆けつけるところ
2)アシスタントのルイーズがキャリーからヴィトンもらうところ
3)シャーロットが不安に打ち勝ってジョギングを再開するところ
4)サマンサが「私はあなたより自分を愛している」といって男と別れるところ

 

●映画『海月姫』を観る

メイクしながらとか、ご飯つくりながらとかの「ながら見」アマゾンプライムで『海月姫』。能年玲奈かわいいが、それ以上に、ほぼ全編女装で出てくる菅田将暉の可愛さに驚いた。ほんま可愛いわ。顔ちっちゃい。どんな髪型でも似合うやつや。しかし、オタク役の池脇千鶴の顔が髪に隠れてほぼ出ないことも、同じくオタク役の太田莉菜が最後モデルとしてウオーキングする場面ですらモデルのキラキラ感をあんま出してないところもなかなかやったけど(太田莉菜やのに!)、最後、なんかファッションショーが成功したことをきっかけに、みんなが脱オタクしそうな勢いでめでたしめでたし感出してるのはどうよ〜とは思う。おまいらの目的は何なんや。ええやんか別にオタクのままで。オタクとして強烈なアイデンティティを持っているのならば他に自我を補完するリア充要素などいらんやろ。しかしそこがやっぱり東村アキコ原作らしさというやつなのかなー。しかし、高齢童貞として長谷川博己が出ているところには萌えしか感じない。ああ、長谷川博己……。

海月姫

海月姫

 

 

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