うだうだと考える日記

読んだ本や観た映画、日々の雑事のあれこれ ネタバレはないはず。

『阪急電車』今津線各駅下車の旅(10) ふたたびの今津駅と哀愁の阪神国道駅

久寿川駅から一駅だけ乗って、また今津駅に戻ってきた。
お腹が空いたから駅前で串カツでも食べよう、というわけである。

 

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むっちゃ歩いたのでビールがうまい。

串カツの黄金ルールは「ソースの二度づけ禁止」。テーブルの上にはソースをなみなみとたたえた箱が置いてあり、串カツをここに一度だけつける。かじったあとはつけちゃダメ。当たり前ですね。

 

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といっても、わたしはこまめにつけたいタイプなので、本当はこの方式は好きじゃなく、ソース差しに入ったソースを小皿でかけて食べたい派なんですけどね。

娘と2人であれこれ食べて、お腹が満足したら元気が出てきたし、初夏の日は長い。
せっかくなので降りそびれた阪神国道駅にも行ってみようと、ふたたび阪急今津駅の改札をくぐる。

 

そして阪神国道駅。改札を出たらいきなりこの光景である。なんかええなあ。

 

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こんな駅、降りたことないと思っていたけど、降りて気づいた。降りたことあった。
ここにはアサヒビール西宮工場があったのだ。仕事で一度取材に来た。できたてのビールがとてもおいしかった。

阪神国道」の別名があるという国道2号線沿いに、その跡地は今も寒々とその姿をさらしている。数年前まで、ここに巨大なビールのタンクがいくつも並んでいたなんて、もう想像できないな。病院が建つという話だが、いつできるのだろうか。

 

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空き地に巡らされたフェンス越しに阪神国道駅のホームが見える。なかなか味わい深い光景ではないか。

 

2号線をまたぐ高架線にはこのような巨大な表示がある。

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「阪急 阪神国道駅」という、一瞬、何を言っているのか意味が分からない表記がなんともよい。しかし、地元の人には何の疑問もない。ここにはよそ行きの顔がまるでないのだ。

 

阪神国道駅今津駅西宮北口駅の中間にあり、南行きと北行きがそれぞれの始発駅から同時に出発するので、真ん中の阪神国道駅でこのようにすれ違う。六甲山の登山ケーブルカーのようである。

 

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そして、車窓から空き地を望む。暮れてきた。

 

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(つづく)

 

 

阪急電車 (幻冬舎文庫)

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