うだうだと考える日記

読んだ本や観た映画、日々の雑事のあれこれ ネタバレはないはず。

『阪急電車』今津線各駅下車の旅(11)3たびめの西宮北口駅と星新一 ※完結

そして降り立ったのは、3たび目の西宮北口駅である。

 

乗換駅だし、住宅地の中の駅ということもあり、駅構内にはスイーツ屋さん、花屋さん、雑貨屋さんなどのお土産系、喫茶店などの待ち合わせ系のショップが充実している。時計広場とベンチもある。書店もある。阪急系の書店「ブックファースト」である。

せっかくなので、今津駅で話した星新一の本を今日の記念に買ってあげるよ、と娘に伝えて本屋に立ち寄る。駅構内のコンパクトな書店にも、ちゃんと星新一はある。えらいなー。

でも、文庫の棚を眺めてびっくりしたのは、そのほとんどの装丁画が、もはや真鍋博のものではなくなっていたことだ。星新一といえば真鍋博なのに……。

というわけで、棚にあった新潮文庫のうち唯一、表紙に真鍋博のイラストが使われていた『悪魔のいる天国』を買う。

 

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その場で冒頭の一作だけ読んだ娘は「1話みじかっ!」とびっくり。そうやろー。電車の中で読むのにぴったりやで。

 

有川浩のコーナーも確認したところ、残念なことに『阪急電車』がない。でも、書棚に一冊分だけ空白ができていたので、直前に誰かが買ったのかもしれない。西宮北口駅の構内で『阪急電車』を買うの、いいよね。

 

駅構内ではもうひとつ寄り道をする。日本盛の「しぼりたて生原酒直売所」だ。

日本盛といえばカップ酒みたいなイメージかもしれないけれど、灘五郷のうち、西宮郷に本拠を置く酒造メーカーであるからして、ここ西宮では地酒なのである。地元でしか買えない生原酒、フレッシュでおいしい。駅構内にこういうスタンドがあるのっていいよなあー。

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ちなみに日本盛の生原酒は甲子園でも売り子さんから買える。

これ、こないだ観戦したときの写真なのですが、野球見ながら日本酒を飲むのってなかなかいい。みんなもっと飲んでほしいなー。

 

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さすがに日も暮れて、最寄り駅に降り立つと、月がきれいに見えていた。

 

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娘はずっと「楽しかったー」と言っている。

移動距離もちょっとだし、そもそもご近所なんだけど、とっても充実した旅だった。時空を一緒に移動したような感じがして、わたしもすごく楽しかった。

 

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帰宅後は、生原酒で晩酌しながら、娘とあれこれ振り返る。本当にいい日でした。

ちなみに娘は今度、東京神田・神保町を散策したいんだって。七尾与史という作家の(わたしはよくしらない)『すずらん通りベルサイユ書房』という本の舞台が神保町だかららしい。

いつになるかなー。でも、きっと行こう。

 

 (了)

 

 

阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

 
悪魔のいる天国 (新潮文庫)

悪魔のいる天国 (新潮文庫)

 

 

 

※後になればなるほどぐだぐだになったけど、完結できてよかった!(笑)